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野党、テグで現政権糾弾大会:対北、経済政策を強く批判

野党、テグで現政権糾弾大会:対北、経済政策を強く批判

Posted September. 29, 2000 18:47,   

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ハンナラ党が金曜日、テグで大規模な場外集会を開き、ハンビッ銀行の不正融資事件に対する特別検査制の実施を繰り返し要求したのに対抗し、民主党はこの日、自民連とともに国会本会議を開き、東ティモール国連平和維持軍の派兵延長同意案を処理し、野党の速やかな国会登院を促した。ハンナラ党はこの日午後テグで、イ・フェチャン(李會昌)総裁および党指導部と所属議員、党員などが大挙参加したなか、金大中独裁政権の全国民糾弾大会を開き、政府の対北政策と経済政策全般を強く批判した。

イ・フェチャン総裁は演説で「高級服賄賂事件より醜悪なバンビッ銀行事件では、被害者だけを犯人に追いやる検察の捜査が進められている」とし、特別検査制の導入を重ねて要求した。イ総裁は「皆の血と汗で立て直した経済が、インチキな政策のために再び深刻な危機に瀕している」と語り、経済破綻の責任者処罰、公的資金追加投入に対する大統領の謝罪及び責任者への問責、対北政策の再検討および国民の同意、などを要求した。イ総裁はまた、「政府は北朝鮮に与えることしかせず、卑屈なくらい下手に出て北朝鮮に気に入らることだけに汲々としている」と政府の対北政策を非難した。

ハンナラ党はしかし、政局対立の長期化による世論の批判を意識し、今週末広範囲の世論調査を行い、来週始めに総裁団会議で登院の是非を決定する方針であり、国会は遅かれ早かれ正常化すると見られている。民主党はこの日、党務会議と議員総会を続けて開き、野党のテグ大会に対し、亡国的で地域感情を刺激する扇動政治であると非難する一方、保健福祉委懇談会を招集し医薬分業事態について話し合った。

ソ・ヨンフン(徐英勳)代表は、「我々のパートナーになるはずのハンナラ党が、テグで政府と政権・与党を批判し、民心を扇動しようとしている」とし、「速やかに国民生活の改革法案を処理してほしいという国民の心からの望みを野党は知らなければならない」と語った。