第2の世宗(セジョン)文化会館が建てられる。
ソウル市は来年上半期中に、チョンノ(鍾路)区サジク(社稷)洞の旧気象庁の敷地3700坪に、1400席規模の世宗文化会館中劇場建築工事に取り掛り、2004年頃完成する計画だと2日明らかにした。このため、今年の年末までに最終的な設計案を確定した後、施工会社を決める方針だ。総事業費は700億ウオン。
現在の世宗文化会館は、4000席規模の大劇場と、450席規模の小劇場だけで構成されており、一般人が楽しめる公演施設として適当な中劇場施設建築は、文化界の長い間の宿願事業であった。新しく建てられる中劇場規模の「第2の世宗文化会館」は、各種コンサートを始め、オペラ、ミュージカル等の公演芸術の殿堂として活用する計画だ。
劇場内部には先端音響設備及び、照明施設を持った舞台施設と共に観客の便宜を考慮した広い座席を配置、国際規模の文化芸術空間として発展させるというのがソウル市の構想。
これと共にソウル市は200億ウオンの予算をかけ、来年から現在の世宗文化会館の老朽化した舞台施設及び、観客席を大々的に補修することにした。
尹相虎(ユン・サンホ)記者 ysh1005@donga.com