医療界は、6日からゼネストに突入した場合、中小病院の外来診療はもちろん応急室も閉鎖するなど、闘争の強度を高めることを明らかにした。これまではスト期間中にも中小病院の大部分では通常診療を行ってきた。
全国病院医師協議会は1日に開かれた中央運営委員会で、総合病院や中小病院に勤務する医師らは6日から5日間、外来診療を全面中断し病院長の要求があっても応急室で外来処方を行わないと決定した。
また協議会は、病床数80未満の中小病院は応急室を完全閉鎖、総合病院の応急室には専門医を2人ずつ配置し、専攻医が運営している「真の医療診療団」は撤収させることにした。応急手術は総合病院だけで行い、非応急患者は政府の定める地域拠点病院に移す計画。
大韓医師協会傘下の医権争取闘争委員会は3日に中央委員会を開き、ゼネストに参加しない医師に対する懲戒問題について論議する予定だ。
一方、全国の薬学大生は5日から薬事法改正阻止と医療界のゼネスト反対を訴え、授業のボイコットや署名運動を始める。
政府と医療界は2日、ソウル・ヨンサン(龍山)区のキャピタルホテルで保健医療基本法や医療保険報酬価、医保財政の安定のための対策について意見を交した。
宋相根(ソン・サングン)記者 songmoon@donga.com