与野党は3日の午後、国会で総務レベルの接触を行い、政局正常化のための党首会談をひかえ、ハンビッ銀行の不法貸出し事件など、3つの争点に関する最後の折衷を試みた。
民主党の鄭均桓(ジョン・キュファン)、ハンナラ党の鄭昌和(ジョン・チャンファ)総務はこの日の会談で、ハンビッ銀行事件と選挙費用実調査介入疑惑、国会法改正案処理問題などに関する一括妥結を試みたが、特に国会法改正案処理時限などをめぐり、話し合いは最後まで難航した。
国会法改正案問題は総務達が最後まで合意しない場合、党首会談へ繰り越される可能性もある。会談結果によって、早ければ4日、遅くても5、6日中には与野党の党首会談が行われると見通されている。
与野党はこの日の会談で、党首会談以降の定期国会正常化の日程に関しても話し合ったとされている。
一方、民主党の徐英勲(ソ・ヨンフン)代表は2日、金大中(キム・デジュン)大統領に、今週中に与野党の党首会談開催を建議したとされている。
与党は金大統領とハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)総裁の党首会談に続き、金大統領と自民連の金鍾泌(キム・ジョンピル)名誉総裁間のDJP会同も進められている。
尹承模(ユン・スンモ)記者 ysmo@donga.com