韓宝(ハンボ)鉄鋼の吸収を計画していたネイバースコンソーシアムが3日(火曜日)契約破棄を公式発表した。
これにより資産管理公社をはじめとする債権団は、ネイバースに対し契約不履行による損害賠償を請求するため、法律の検討に入り、4日(水曜日)債権団会議を開き後続対策の準備を進めることとした。資産管理公社は韓宝鉄鋼を急いで売却することよりも、当分の間資産管理公社が直接経営を行い、買い取り企業を物色する方針。
資産管理公社はネイバースがこの日、韓宝鉄鋼の吸収に関し「9月末までで債権団が提示した売却準備が満足できるものでなく、契約の破棄を通達した」ことを明らかにした。資産管理公社のユン・ジェチョル本部長は「下請け企業および販売網と2000億ウォン規模の税金債権、専用埠頭の使用権など、ネイバースが要請する全条件を9月末までに解決したにも関わらず、ネイバースが契約を破棄したことは納得できない」とし「現在顧問弁護士らが損害賠償請求に関する法律の検討を行なっている」と話した。