新世紀(シンセギ)通信を買収したSKテレコムは、当初の政府の措置どおり来年6月末まで市場占有率(加入者数基準)を50%未満に下げなければならなくなった。
公正取引き委員会は4日、SKテレコムの市場占有率縮小期限の1年間延長を要請する異議申請を棄却したことを明らかにした。
公正委は「SK側が積極的に努力すれば、来年6月末までに市場占有率を50%以下に下げることも可能だと判断した」とする棄却理由を発表した。
SKテレコムと新世紀通信の市場占有率は5月末で57.6%から8月末の57.3%とさほど変動は無い。
一方SKテレコムはこれに対し「大変に遺憾である。異議申請の締結書が公式発表され次第、行政訴訟を行なうか決定する」としている。
崔永海(チェ・ヨンヘ)記者 moneychoi@donga.com