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サイバー‘アンチスクール'運動活発化

Posted October. 06, 2000 12:04,   

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「切らないで!」

インターネットを通じた中高校生の無言の叫びが頑固な教育当局を動かし‘頭髪規制緩和’という‘戦利品’を手にすることができた。これをきっかけに中高校生が仮想空間で行なっている‘アンチスクール’運動が注目を浴びている。

‘アンチスクール’サイトとは学校暴力や高校ランク制度、私学の非理などの不合理な教育制度を批判し、その代案を提示する学生の自由討論の空間である。彼らの威力は頭髪規制の撤廃運動で思いのごとく発揮された。

‘サイバーユース’‘チャンネルテン’‘アイドゥ’などのアンチスクールサイトが結集した青少年連帯‘ウィズ(With)’は、今年5月‘頭髪制限反対署名運動サイト(www.idoo.net/nocut)’を開設し、4日、教育部の頭髪規制緩和の発表までに9万8900人余りから支持署名を得た。

‘人権と教育改革に向けた全国中高等学生連合’はホームページ(http://get.to/students)を通じて‘頭髪規制は学生の人権侵害’との主張を繰り広げる一方、仮想空間から出て3回に渡ってソウルのミョンドンと大学路でストを行なった。

また、‘アイ・ヘイト・スクール(www.ihateschool.co.kr)’‘空の天使(www.skyangel.co.kr)’‘エヌシッパル(n18.corea.to)’などのアンチスクールサイトの掲示板には毎日‘耳の下3cmの規定で我が青少年の精神を抑圧するな’ ‘頭髪規制は日本植民地時代の残滓だ’などの意見が後を立たずに掲載されている。今後頭髪規定を制定する時は、学生の意見が反映できたかどうかを監視したいと意気込んでいる。

アンチスクールサイトは教師の暴力やセクハラなどの学生への人権侵害の事例を募集し、自立型私立高校、入試制度などの教育政策についても声を高めている。

韓国青少年文化研究所の金玉順研究室長は「学生がインターネットを通じて権利を主張し社会がこれを受け入れることは微笑ましかった、ただ、学生に自分の主張が合理的なのか、あるいは人に迷惑をかけているのではないかなど、思いやりの心を持ってほしい」との意見を述べた。



李珍暎(イ・ジニョン)記者 ecolee@donga.com