Go to contents

政府、バイオ専用ファンド1千億ウォン助成

政府、バイオ専用ファンド1千億ウォン助成

Posted October. 06, 2000 19:21,   

한국어

政府は未来の戦略産業であるバイオ産業を育てるため、2002年までに1000億ウォン規模のバイオ専用投資ファンドを助成することにした。バイオ産業に集中投資し、現在先進国の60%水準に止まっているバイオ関連技術を2007年までに80%に引き上げる計画だ。

政府は6日、青瓦台(チョンワデ・大統領邸)にて金大中(キム・デジュン)大統領の主催により、バイオ産業の発展方案報告会議を行い、このような方案を設けた。金大統領は憲法機関である国家科学技術諮問会の直属機関としてバイオ技術産業委員会を設置、業界と研究界の努力が実を結ぶよう、可能な限りの支援を行うと述べた。

この日、報告会議にて陳稔(ジン・ニョム)財経相は2003年までに世界10大の、2010年までにはG7水準のバイオ強国を実現するつもりだと明らかにした。

政府は民間と30:70の割合で毎年バイオ産業の専用ファンドを助成、バイオ専門ベンチャー企業を集中的に支援することにした。現在39ヶ所の大学優秀研究センターと創意的な研究事業団を2002年までに50ヶ所に増やし、バイオベンチャー支援センターは来年までに8ヶ所に増やす方針だ。忠北(チュンブク)オソンに科学団地を形成するなど、バイオ産業を地域別に直接指導、助成する。

政府はバイオ技術を積極的に産業化することにより、現在170企業に雇用人4000人の国内バイオ産業を2010年までにバイオベンチャー900社、雇用人7万人、国内10兆ウォン規模の市場へと成長させるつもりである。さらに生物資源の保存基盤を拡大するため、2002年までに100万点以上の生物資源を確保することにし、このため全国の生物資源に関するデータベースを構築する予定だ。

この日、会議には関連企業及び学界と研究機関の代表80名が参席し、LG化学とマクロゼンの二つの企業が事例発表を行った。



李明宰(イ・ミョンジェ)記者 mjlee@donga.com