リストラ対象の企業2〜3日以内に発表

今週の後半から銀行別にリストラ対象の企業が発表される。政府は、リストラ企業を発表することによって企業が資金難に陥らないように配慮することにした。このために銀行は10月末まで企業の資金回収を控え、会社債及び企業手形(CP)の満期を延長するよう誘導することにした。

10日、金融監督院のある幹部は「リストラ企業をすでに確定した銀行は、今後2、3日以内にリストラ企業を発表できるだろう」と語った。この関係者は「すべての銀行がリストラ企業を10月末に確定し、一括して発表する場合、市場に与える衝撃は大きいだろう」と述べ、「準備が整った銀行別にリストラ企業を発表するようにする」と語った。

金融監督院はこの日、各銀行が提出した「経営不良企業のリストラの基準」とリストラ企業を選ぶ「信用評価委員会」の構成を承認した。

金融監督委員会の関係者は「銀行、総合金融社、保険会社等の金融機関に対して、企業リストラの判定が下される10月末まで企業の資金を回収せずに、会社債等の満期を延長するように誘導する方策を検討中だ」と述べた。

ホン・チャンソン記者 hcs@donga.com