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「クリントン年内北朝鮮訪問」USAトゥデイ紙報道

「クリントン年内北朝鮮訪問」USAトゥデイ紙報道

Posted October. 12, 2000 19:34,   

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オルブライト米国務長官の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)訪問が確定したのに続いて、ビル・クリント

ン米大統領の年内北朝鮮訪問の可能性が出ているなど、北-米関係が急速度で正常化の軌道に乗り始めた。

USAトゥデイ紙は、オルブライト長官が今月末北朝鮮を訪問する予定であるとし、これはクリントン大統領とキム・ジョンイル(金正日)北朝鮮総書記の首脳会談の準備のためのものであるという、米官僚の言葉を引用して12日(以下現地時間)報道した。

トゥデイは、クリントン大統領が来る年末までには北朝鮮を訪問するだろうと伝えた。

オルブライト長官はこれに先立ち、11日夜チョ・ミョンロク(趙明祿)北朝鮮国防委員会第一副委員長が催した晩餐会の席で、「必ずピョンヤンを訪問するだろう」とし、「私がどれほど貴国(北朝鮮)を訪問し、金総書記に会うことを待ち望んでいるかを明らかにしたい」と語った。

オルブライト長官は、「クリントン大統領は両国の関係改善のため、金総書記とともに努力することを本当に望んでいる」と強調した。

一方、北-米両国は、チョ副委員長とクリントン大統領、オルブライト国務長官、ウィリアム・コーン国防長官の会談で、朝鮮戦争以後半世紀に渡った敵対関係を精算し、国交正常化を進めることにし、細かい協議内容を12日午前、共同コミュニケを通して明らかにした。

両国は9日から開かれた高位級会談で、ワシントンとピョンヤンに外交代表部を迅速に開設し、北−米会談のチャンネルを次官級のカン・ソクチュ(姜錫柱)北朝鮮外務省第一部上官、ウェンディー・シャーマン米対北政策調整官に格上げし、修交問題を協議することにしたと明らかになった。

北朝鮮はミサイル試験発射を無期限猶予とすることにし、外部から人工衛星発射支援を受ける代わりに、ミサイル開発を放棄する問題も続けて協議していくことで合意したと伝えられた。

両国はまた北朝鮮を米国のテロ支援国リストから外すことで原則的に合意し、オルブライト長官の北朝鮮訪問を通して具体的な履行方法を話し合うことにしたと伝えた。

チョ副委員長は11日、晩餐歓迎の辞で「キム・ジョンイル将軍におかれては北−米間の対決と、不振を取り除くことを決心し、クリントン大統領がこれに賛同することを期待している」と語った。チョ副委員長など北朝鮮代表団は12日午前帰国の途に就いた。