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ワシントンの北米共同コミュニケ

Posted October. 12, 2000 09:50,   

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北朝鮮とアメリカは歴史的な南北首脳会談のため、朝鮮半島の環境が変化したということを認めながらアジア-太平洋地域の平和と安定を強化できるよう両国間の双務関係を根本的に改善する措置を取ることを決定した。これと関連し両側は、朝鮮半島での緊張状態を解き、1953年の逓信協商を強固たる平和保障体系へ変貌させ、朝鮮戦争を公式終息させることにおいて、4者会談など様々な方法があるということで見解を共にした。

双方は関係を全面的に改善させることができ得る新たな機会が形成されたことについて、具体的な部分まで検討した。初の重大措置として両側は、どちらの政府も他方について敵対的な意思を持たないこと、と宣言し、これからは過去の敵対感から一歩前進した新たな関係を樹立するため、できる限りの努力をするとの公約を確認した。

双方は北-米共同コミュニケ(93年)で指摘され、基本合意文(94年)で再確認された原則に基づき、不信を解消し、相互信頼を実現させ、周囲の関心事を生産的な見地から扱うことの出来る雰囲気を維持するために努力していく、と合意した。これと関連し両側は、両国間の関係が自主権に対する相互尊重と内戦不干渉を原則にしなければならないということを再確認しながら、双務的及び多務的な空間を通した外交的接触を正常的に維持することが有益だという点において同一の見解を見せた。

両側は互恵的な経済協調と交流を発展させるために協力することで合意した。また、ミサイル問題の解決が北ー米関係の根本的な改善と、アジアー太平洋地域での平和と安定に寄与するということについても同じ見解を見せた。北側は新しい関係作りのためにミサイル問題と関連した会談が続く間は、すべてにおける長距離ミサイルを発射しないということをアメリカ側に通報した。

両側は基本合意文に伴う自国の義務を完全に移行するための公約と努力をしていくことを確約しながら、朝鮮半島の非核平和と安定を実現させるために最も大切な事項であることを固く確言した。両側はここ数年間、共同の関心事となっている人道主義分野で、協調事業が始まるということに重きを置いた。北朝鮮側はアメリカが食糧および医薬品支援分野で北側に人道主義的な需要を充足させることに意義のある寄与をしたことに対し謝意を表した。

アメリカは北側が韓国戦争当時に失踪した米軍兵士の遺骨発掘に協調してくれたことについて謝意を表し、両側は失踪者達の行方を可能な限り多く確認調査でき得る事業を早急に進行させるために努力することで合意した。また、以上の問題とその他の人道主義的問題を話し合うための接触を維持、進行させていくことで合意をえられた。北朝鮮の金正日総書記にクリントン大統領の意志を直接伝え、米大統領の訪問を準備するためにオルブライト国務長官が近く北朝鮮を訪問することで合意に達した。