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「テロ国家指定解除、北追加措置必要」:シャーマン

「テロ国家指定解除、北追加措置必要」:シャーマン

Posted October. 13, 2000 12:00,   

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米国のオルブライト国務長官は、12日の米朝高官会談の結果を発表する会見で、今月末頃ピョンヤン訪問計画を明らかにした。「クリントン大統領も訪北を希望しているが、日程は決まってない」との事。オルブライト長官は、「主な懸案に関しては、進展があると思われた時(大統領の訪朝)、推進するはず」と述べた。

ワシントンの外交街では、クリントン大統領が来月ブルネイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会談への参加(15〜16日)とベトナム訪問(16〜18日)に合わせて、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問する可能性が高いとされている。

オルブライト長官の報告に続き、シャーマン対北政策調整官が、記者たちの質疑応答に応じた。

-北朝鮮への追加食糧支援が予定されているか。

「アメリカは、世界食糧計画(WFP)の要請に基づいて、飢えている人たちに食糧を支援してきた。北朝鮮に対してもも同じである」。

-相互連絡事務所開設の件の推進状況は?

「外交代表部を開設する事について議論し、ある程度の進展はあったもののこれからもっと話し合う必要がある」。

—北朝鮮は今回テロ支援国家リストから外されるのか。

「北朝鮮とのテロ関連交渉はポジティブだった。しかし、クリントン大統領が北朝鮮をテロ支援国家リストからはずす前に、北朝鮮がとらなければならない措置がいくつかある。北朝鮮としてもそれらが何を意味しているのか認知しており、これに関するアメリカの法は確固たるものである」。

—アメリカは、北朝鮮に対し、元赤軍派拉致犯について交渉を続けているのか。

「その件については、アメリカの意見を明らかにしている」

—北朝鮮が共同コミュニケを先に発表した理由は。

「アメリカとの時差による問題だ。北朝鮮が発表した時間は、ワシントン時間で夜明けの4時だ。アメリカではその時間に発表するわけには行かない。ただそれだけの事だ」。

—北朝鮮が、非武装地帯付近にある兵力を再配置する見込みは。

「最近、南北朝鮮の国防長官会談で信頼構築に関して論議している」。

—北朝鮮との関係正常化は部分的なものか、それとも全面的か。

「徐々に進展している。北朝鮮としてはある段階まできているが、アメリカが深く懸念している分野についてはより進展があるべきだ」。



韓起興(ハン・ギフン)特派員 eligius@donga.com