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消費者体感景気 1年で最悪に

Posted October. 16, 2000 20:16,   

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家庭で、肌で感じる景気が、98年下半期のIMFの水準に戻った。韓国銀行は月曜日、全国16都市、2314世帯を対象にして第3ー第4半期(7〜9月)の消費者動向調査の結果を6ヶ月前と比べた結果、現在の景気を判断する消費者動向指数が上半期の95から70に大きく落ちたと明らかにした。この指数は98年第4ー第4半期の58を記録して以来のことである。この時はすぐに90台を上回ったが、今回は70に一気に落ちた。これは1年9ヶ月ぶりのことで、最低水準である。国内総生産(GDP)成長率は、昨年第4ー第4半期の13.0%をピークに、今年第1ー第4半期12.8%、第2ー第4半期9.6%と下降線をたどっている。三星(サムスン)経済研究所の研究員は、「消費心理が萎縮し、それが内需に悪影響を与え、その結果実物景気の萎縮を呼び起こしている可能性が大きい」と述べた。

「今後景気が、去る6ヶ月に比べてよくなると考えるか」という質問に対して、今後の景気展望CSIも今年第2ー第4半期の101から今回は70に落ち、98年第4ー第4半期(80)以降、最も低い数字が出た。また、現在の生活状況が6ヶ月前に比べよくなったかを表す現在生活状況CSIは上半期の90から81に下降した。韓国銀行はこれについて、調査が実施された9月は国際原油価格の急騰、半導体価格の下落、フォードの大宇(デウ)自動車買収の断念など、悪い材料が重なったことが大きな原因になったと分析している。これに先立ち発表された統計庁の8月の消費者展望の調査結果では、過去6ヶ月と比較して、現在の家計消費心理を表す消費者評価指数は96.4で4ヶ月連続下落した。消費者評価指数が100に満たなければ、消費を減らす家庭が増えることを意味している。また、商工会議所の第3ー第4半期の製造業社の企業景気実査指数(BSI)展望値も第2ー第4半期の138より22ポイント低い、116という集計がなされた。