韓国与野党議員の約10人のホームページに上げられていたデータが15日、急に削除されたことから、国会でのハッキング論争が持ち上がっている。
野党・ハンナラ党の元喜竜(ウォン・ヒリョン)議員は16日、「国会の電算室から提供しているサーバーでホームページを運営している議員のホームページが15日午前の5時から2時間にわたり外部ハッカーの侵入によって関連資料が削除されるなど被害を受けた」と主張した。
専門ハッカーの侵入によって元議員のホームページはもちろん、最近ハッカー侵入の試演会をも開いた民主党の金孝錫(キム・ヒョソク)議員のホームページも被害を受けている、というのが元議員の主張。
しかし国会事務処は、データの損失については認めていたが、ハッカー侵入は否認した。電算室関係者は「国会電算網の公事中、職人の過ちで議員らのホームページの一部が損なわれただけで、ハッカー侵入はなかった」と話した。