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国会、ノーベル賞受賞の祝福と警戒

Posted October. 18, 2000 19:43,   

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韓国の国会運営委員会は18日、野党のハンナラ党議員らが金大中大統領のノーベル平和賞の受賞を祝福したが、与党民主党の金槿泰(キ厶・グンテ)最高議員は報道資料を通して、与党の謙虚な姿勢をもとめ、祝福ムードを一変させた。ハンナラ党の金武星(キ厶・厶ソン)議員は、運営委で韓光玉(ハン・グァンオク)大統領秘書室長の歳入・歳出の決算報告が終った後、「金大統領のノーベル賞の受賞を心からお祝いする」と述べ、「同席に大統領の秘書室長と首席の秘書官らが出席したのは、金大統領の議会尊重意思が反映されたものである」と青瓦台側をもち上げた。同党の李性憲(イ・ソンホン)、李秉錫(イ・ビョンソク)議員も「金大統領が南北和解に功労したお陰でノーベル賞を受賞することができた。これは大統領を補佐している秘書官らが努力した結果だ」と口を添えた。

しかし、民主党の金最高委員は、報道資料で「ノーベル平和賞の受賞について、世論の中にはシニカルな雰囲気があるが、こうした冷ややかさと衝突する度に恐怖感に襲われる」と話した。同委員は「『経済が混乱しているのにノーベル賞なんかいらない。北朝鮮に一方的に与えるばかりの政策結果、貰った賞だ』と陰口を叩かれているが、こうした非難は不適切だと思われる。しかし国政の責任を負っている与党指導部はこうした声にも謙虚にならなければならない」と付け加えた。また「金大統領がこうした非難によって心に傷を受けるかも知れないが、余裕を持って克服していくことと期待する」と述べた。