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韓仏首脳会談開催:ハイテク分野での協力強化で合意

韓仏首脳会談開催:ハイテク分野での協力強化で合意

Posted October. 19, 2000 18:45,   

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金大中(キム・デジュン)大統領は木曜日の午前、青瓦台(大統領官邸)でシラク・フランス大統領と首脳会談を開き、外奎章閣図書の返還を2001年までに完了することで合意したと朴鉂瑩(パク・ジュンヨン)大統領公報首席秘書官が発表した。これに関連し、両国実務レベルでは、フランス国立図書館に保管されている外奎章閣図書を筆写本のない63巻までも含めて、対等な文化財交換展示の形で韓国に返還する方針で合意する予定であることが明らかになった。この日の会談で、金大統領は朝鮮半島の平和定着へのフランスの支持と協力に感謝するとし、北朝鮮と欧州連合(EU)9ヶ国間との修交問題については、EU議長国であるフランスが建設的な役割を担って北朝鮮の国際舞台への進出に協力してほしい、とお願いした。

両首脳は、フランスのTGV高速鉄道が中国の北京-上海の路線などの第3国に進出する際、韓国企業も合作形式で共同参与する点で意見を同じくした。会談でシラク大統領は、対韓SOC(社会間接資本)事業進出を希望するとし、釜山・加徳(カドク)島-巨済(コジェ)島間の巨加大橋建設事業にフランス企業が参与する方案を要請し、金大統領は該当地方自治団体等の検討を経て推進したい、と意見を述べた。

また両国首脳は、韓国政府の次世代潜水艦事業と次世代戦闘機事業のフランス企業参与問題、

大宇(デウ)電子ローレン工場、ハイテク産業分野における協力方案などについても話し合った。金大統領は、アジア・ヨーロッパ首脳会議(ASEM)が行われるCOEXコンベンションセンターなどで、ラスムセン・デンマーク首相、ハロネン・フィンランド大統領、ブレア・英国首相、モハメッド・マレーシア首相らとそれぞれ首脳会談を開き、共同関心事について意見を交換した。