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英国、近いうちに北朝鮮と外交関係樹立

Posted October. 19, 2000 19:13,   

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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と外交関係を樹立しようとする欧州連合(EU)会員国が少しずつ増えている。ドイツに次いで英国も、木曜日北朝鮮と近いうちに外交関係を樹立することにしたと明らかにした。アジア・欧州連合首脳会議(ASEM)に参席するため、ソウルに到着した英国のロビン・クック外務長官は英国BBCラジオで会見し、具体的な日程は明らかにしなかったが、「英国は北朝鮮と近いうちに外交関係を樹立するであろう」と語った。クック長官は「外交関係樹立が、北朝鮮の体制のこれまでの行為まで承認したというわけではない」としながらも、「英国政府が北朝鮮の人権問題などに対し懸念を抱いており、北朝鮮政府との対話の過程でその旨を伝えるであろう」と強調した。

クック長官に随行している英国政府の関係者も、「北朝鮮と英国は外交関係を樹立するための細部事項を論議するために、近いうちに同じテーブルに座るであろう」と伝えた。北朝鮮の外務省欧州局長は、9月中旬に北京の英国大使館で修好提議の書簡を手渡した。北朝鮮は西欧諸国の中で、イタリア、スウェーデン、スイス、オーストリアなど11ヶ国と正式な外交関係を結んでおり、フランス、ベルギーなど9つのEU会員国に修好を公式提議をしたところである。