18日(水曜日)午後9時頃、京畿(キョンギ)道城南(ソンナム)市のあるカラオケバーで火災が発生し、店の中にいた従業員と客7人が死亡した。
火災が発生した当時、この店では女性従業員13人と男性従業員2人、男性客5人がいたが、死亡者は6人だと推定されている。死亡者はブンダン盆唐(ブンダン)のチャ病院と城南病院などに運ばれたが、形態をもわからないほど火傷がひどかったため、この日の午前0時現在、身元が確認できていない状態だ。
この日の火災は地上5階、地下1階の建物の地下1階にある67坪のカラオケバー内部を全焼し、緊急出動した消防官によってこの日の午後9時40分頃に鎮火された。火災を初めて発見した従業員のA君(18)は、「ホールで飲み物を運んでいた時、1番の部屋から煙が出ているのを発見し、その部屋のドアを開けた瞬間、全体へと火が広がった」とし、「火災当時、女性従業員と客など20人余りの人がいた」と話した。
この日の火災は引火性の強い発砲スチロール素材の壁紙とカーペットなどをたどりながら、瞬時に広がった。死亡者の全てが出入り口から5番ルーム付近に集まっており、出口を見つけることが出来ず、反対側の方へ行って有毒ガスのため窒息死したものと推測されている。
警察は人のいない部屋で出火したことから、漏電によるものと見て、店主である李氏を相手に、正確な火災の原因を調査している。