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ASEM民間フォーラム、街へ出る

Posted October. 20, 2000 12:57,   

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「ASEM会員国はどんな形の雇用であれ、労働者の組織権と集団協商権を保護しなければならない。」(労働)

「ASEM会員国はアジア国家の外債問題に対し、根本的な解決策を得られるよう努力しなければならない。」(貧困退治)

「ASEM会員国は(温室ガス縮減に関する)1997年京都機構変化協約の議定書の目標を実践するよう努力しなければならない。」(環境)

「ASEM会員国は女性差別撤廃協約など、国際人権協約事項を順守しなければならない。」(人権)

アジアとヨーロッパ非政府機構(NGO)会議‘ASEM2000民間フォーラム’参加者達は19日、ソウルの建国大学で2日間行われた会議でこのような内容を骨子にした‘民衆のビジョン’を採択し、閉幕した。

‘正義・平等が持続可能な社会に向けて’というテーマのもと、児童、青年、女性、労働者、農民、人権、環境、教育、国際機構、貧困退治、安保という12の議題に絞られた‘民衆のビジョン’は、2000民間フォーラムの13の分科別ワークショップの最終結論であると共に98年にイギリスで行われたロンドンASEMで採択された民衆ビジョンの改定補完版だ。

民間フォーラムの崔冽(チェ・ヨル)常任執行委員長は「‘民衆のビジョン’は公式ASEMが話し合わなければならないにもかかわらず、ずっと手をつけずにいたアジアとヨーロッパの当面の課題について、NGO代表達が市民社会の共通した要求を整理したもので、市民社会の実践課題でもあり政府側に対する要求事項でもある。」と説明した。

このような民衆のビジョンを形成するためにに「数ヵ月間インターネットを通して意見を集め、民間フォーラムの期間中も意見の収集を続けた。」と民間フォーラムの趙孝済(ジョ・ヒョジェ)国際協力委員長は話している。

第1時バンコク会議の時から参加していたウォールデン・ベロー‘フォーカス・オンザ・グローバル・サウス(タイ)’の代表は、「民間フォーラムは公式ASEMが見せた親企業的グローバル化傾向について強力に反対する活動を繰り広げてきた。」とし、「このような活動は2002年コペンハーゲンで行われる第4次ASEMでも続くだろう」と明らかにした。



徐永娥(ソ・ヨンア)記者 sya@donga.com