金大中(キム・デジュン)大統領は、アジア・欧州会議(ASEM)閉幕式があった土曜日、オランダのコック総理など、ヨーロッパの4ヶ国の首脳及びプローディーEU議長、ボルキア ブルネイ国王らと続けて首脳会談を開き、朝鮮半島情勢と両国間の共通関心事について意見を交換した。金大統領は、オランダのコック総理との首脳会談で、昨年オランダがアメリカに次いで第2位の対韓投資国になったことを契機に、両国間の通商、投資など実質的な協力関係を持続的に発展させていくことで合意した。
金大統領はプローディーEU議長との会談では、南北首脳会談以後の南北関係の進展状況を評価し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が国際社会において責任ある一員となるようEU会員国と北朝鮮の修交関係、及び対北経済支援など、朝鮮半島の平和と安定のために積極的に協力していくことにした。
金大統領はクテレス ポルトガル総理、ユンカー ルクセンブルク総理、オハン アイルランド総理らとも個別に首脳会談を開き、北朝鮮の国際社会への進出と経済協力分野などに積極的に協力することにした。