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ASEM、AECF2000:議長声明採択し閉会:次期会議、コペンハーゲンで開催

ASEM、AECF2000:議長声明採択し閉会:次期会議、コペンハーゲンで開催

Posted October. 21, 2000 19:50,   

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「第3回アジア欧州会議(ASEM)が、土曜日3回のソウル首脳会合の内容を取りまとめた金大中大統領の議長声明と、今後10年間のASEMの発展方向や重点事業を盛り込んだアジア欧州協力枠組み2000を採択し幕を閉じた。各国の首脳は、この日午前、コエックスにあるコンベンションセンターで、第3回首脳会合(社会・文化・その他の分野)を開き、全会一致でこれらの文書を採択し、次回のASEMは、2002年デンマークのコペンハーゲンで開く事にした。

金大統領は、議長声明を通じて第3回ASEMは、これまでの成果を評価し、新千年のASEMの全体的な発展方向を取り定める重要な機会を提供した事で、ASEMの発展において歴史的な契機になった事を高く評価すると述べた。又、議長声明は、今会議で加盟国の首脳らが南北首脳会談を歓迎する意味で朝鮮半島の和平に関するソウル宣言を採択した事を改めて強調し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のアセアン地域フォーラム(ARF)への加盟が、域内の平和や安保の進展に重要なきっかけになったと評価した。

AECF2000には、加盟国の首脳らは、アジア・欧州両地域が国連憲章の原則と目的の順守、民主主義の尊重、平等、正義、人権尊重、貧困退治、文化遺産の保護、経済発展など共同の利益と情熱のある共同発展と平和の地域として発展するだろう、と見通し、未来思考的なパートナーシップ関係を築き上げる事にしたとしている。

この文書は、新規加盟国の加入について、段階的な加盟国の拡大とASEMへの貢献能力、首脳らの最終加入決定など5つの基準を新設し、ASEMへの参加を希望しているオーストラリアやニュージーランド、インド、パキスタンだけでなく北朝鮮に対しても門戸を開く可能性を残した。金大統領は、コエックスのコンベンションセンターのオーディトリアムで、フランスのシラク大統領と共に開いた議長団記者会見で、今会議中、北朝鮮と国交を樹立すると言う意志を明らかにした国家は、イギリスやドイツ、スペインの3カ国であり、欧州が朝鮮半島の和平定着への協力を自国の事として受け入れている事だけでもこの会議の意義はある、と強調した。シラク大統領は、フランスは11月中北朝鮮を訪問する予定であり、北朝鮮と国交を樹立する予定だが、北朝鮮はそれに先立って核の非拡散や人権問題などいくつかの懸案については、国交樹立前に解決しなければならない、と述べた。