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オルブライト米国務、今日訪北

Posted October. 22, 2000 20:08,   

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マドリン・オルブライト米国務長官が米閣僚としては初めて、23日午前6時15分に平壌のスンアン空港に到着、3日間の歴史的北朝鮮訪問の日程に入った。

オルブライト長官は24日の午前に金正日(キム・ジョンイル)総書記と会うことが明らかになった。

オルブライト長官は金委員長にクリントン大統領の親書を手渡し、クリントン大統領の訪朝の

意思を伝えることが明らかになっている。

金委員長がオルブライト長官との面談において、米朝関係改善についてどのような提案をするのかが特に注目されている。

オルブライト長官はまた、趙明禄(チョ・ミョンロク)国防委員会第1副委員長、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、白南淳(ペク・ナムスン)外務相ら、北朝鮮高官と会い、ミサイルと核開発の中止、テロ支援国解除問題、停戦協定から平和協定への代替、敵対関係の解消と外交代表部の設置など、両国間の懸案を幅広く話し合う見通しだ。

オルブライト長官は続いて25日に専用機でソウルを訪問し、金大中(キム・デジュン)大統領を礼訪して訪朝の結果を説明し、李廷彬(イ・ジョンビン)外交通商相、日本の河野洋平外相と韓米日3国対北政策協議会を開いた後、26日に米国に向けて出国する見通しだ。

オルブライト長官は21日午前0時、専用機でワシントン近隣のアンドリュース空軍基地を出発、アラスカのエルメンドルフ空軍基地を経て北朝鮮に向かった。

リチャード・バウチャー国務省スポークスマンは先週、「オルブライト長官の訪北はクリントン大統領の訪北の可能性に対する準備訪問である」とし、「クリントン大統領の訪北が実現するためには、米朝両国間の主要懸案に関して、一部の重大な進展がなければならないだろう」と述べている。

従ってオルブライト長官の訪朝でかなりの進展があった場合、金総書記とクリントン大統領の首脳会談が実現するものと見られる。