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大韓航空、今日午前業務正常化

Posted October. 23, 2000 17:26,   

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国内航空史上初めての運行中断事態を招いた大韓航空(KAL)操縦士ストが、労・使間の最終妥結により、スト開始から17時間ぶりの22日夜11時頃、劇的な妥結を迎えた。これによって23日午前から大韓航空の飛行機は正常運行に入った。

大韓航空の操縦士、労組《委員長李成宰(イ・ソンジェ)》は22日の朝から、ソウル中区の西大門洞にある大韓航空のビルで、会社側と団体協約事項に関する綱引き労使交渉を繰り広げた末、この日の夜11時頃、飛行手当ての引き上げなど、主な争点に関して劇的な合意に至った。労・使はこの妥結によって23日午前6時40分のソウル発釜山行きの便から完全正常化に入ると明らかにした。

労・使は22日午前、最大の争点だった飛行手当ての引き上げ(来年4月から1時間当たり1万2,000ウォン)と、実際に飛行しなくても基本的に受け取ることのできる有給保障飛行時間を、現行65時間から75時間に増やすことで合意した。しかし労・使側が複数労働組合の認定を明文化することを要求し、交渉は一時難航した。労・使は結局、労働部の仲裁により「労・使が2年間、妥協案を誠実に移行し、これに対する民事・刑事的責任を負う。」という線で合意した。

一方、交渉妥結に先立ち、22日に出発が予定されていた大韓航空の飛行機を大幅に欠航にするという事態を引き起した。この日に運航する予定だった大韓航空の航空便384便(貨物21便を含める)のうち、外国人と非労使員操縦士を導引し運航させたソウル発済州島行きの12便と、中国、日本、香港行きの国際線7便だけが予定通り出発した。これによって大韓航空機を予約した乗客は大きな被害を被った。

大韓航空はこの日の欠航によって、1日約200億ウォン程度の運賃を損失したと発表した。



ソン・ジンフプ、 イ・ソンジュ記者 jinhup@donga.com