Go to contents

オルブライト、金正日と会同、クリントン大統領の親書伝達した模様

オルブライト、金正日と会同、クリントン大統領の親書伝達した模様

Posted October. 23, 2000 19:19,   

한국어

米国のマドリン・オルブライト国務長官は月曜日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記と電撃会同を持ち、北朝鮮のミサイルと核問題、北朝鮮のテロ支援国名簿の除外および朝ー米外交事務所の開設など、両国懸案について意見を交換した。金総書記は当初、火曜日の午前にオルブライト長官と会ったと報道されたが、午後3時、オルブライト長官の宿所へ直接赴き、会談を行った。金総書記とオルブライト長官はこの会談で具体的にどのような話しをしたのかはまだ明らかになっていないが、オルブライト長官は北朝鮮の長距離ミサイルの開発放棄など、両国の懸案を解決する方案を話し合ったとされる。

オルブライト長官はまた、金総書記にビル・クリントン大統領の親書を伝えた一方、クリントン大統領が訪朝したがっているという意を伝えたとされている。オルブライト長官に随行したアメリカ国務部の高位官吏はこの日、平壌行きの飛行機で、これまでの北朝鮮との話し合いから判断すれば、北朝鮮がかなり重大な措置を取る可能性があるとし、金委員長が画期的な提案が出される可能性を伺える。二人の会談が突然行われた事によって、23日に予定されていたオルブライト長官と趙明禄(ジョ・ミョンロク)国防委員会第1部委員長、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、白南淳(ぺク・ナムスン)外務相との面談および平壌交芸団の公演観覧などは取り消されるか、24日に繰り延べられた。金総書記はこの日の午後8時、ベクファウォンの招待場でオルブライト長官一行のために特別晩餐を準備した。

オルブライト国務長官は23日の午前7時頃、専用機で平壌の順安(スンアン)空港に到着、2泊3日の北朝鮮での訪問日程に入った。

オルブライト長官は外務省の金桂寛(キム・ケグァン)副相などの歓迎を受けた後、金日成(キム・イルソン)首席の遺体が安置してあるクムスサン記念宮殿(旧ジュソク宮)を参拝し、平壌市内の幼稚園と世界食糧計画(WFP)食糧配給所などを視察した。一方、「ホワイトハウスはクリントン大統領の訪朝に関する論争が起こっているにもかかわらず、北朝鮮訪問を強行する方向へとほぼ決定された状態」だとニューヨークタイムズが22日、報じた。