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閉鎖された米軍基地周辺、石油で汚染

Posted October. 24, 2000 11:04,   

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30年前に閉鎖された米軍基地の周辺は現在までも石油汚染が深刻な状態だが、政府当局はこれを知っているにもかかわらず放置してきたという主張が提起されている。

緑連合は23日、ソウル鐘路(ジョンロ)区鐘路5街にあるキリスト教連合会館で記者会見を行い、「50年代のはじめから20年近く米軍の貯油施設があった仁川(インチョン)市ヨンス区ムンハク山一帯24万坪の土壌および地下水の汚染が深刻な状態」だとし、「政府はこの事実を知っているにもかかわらず放置してきた」と主張した。

緑連合は政府の隠蔽事実について「97年、この地域に民防衛教育場を作ろうとした仁川市が石油で汚染された土壌層が大量に発見されると、該当地域を何の措置も施さないまま土で覆った。」と明らかにした。

緑連合はまた「60年代のはじめ、この地域の米軍石油タンクから近くの溝に流入した石油に煙草の火が移り、大規模の火災が発生したという現場の住民の証言もある」とし、証拠物として石油で汚染された土壌のサンプル、現場の写真などを提示した。

緑連合はこの他、政府側にムンハク山一帯に対して、即刻環境調査を行うと共に、もと米軍駐屯地を含めた前米軍駐屯地の土壌および地下水の汚染状態調査、ムンハク山一帯の住民達に調査を求めた。



鄭星姫(ジョン・ソンヒ)記者 shchung@donga.com