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朝米会談進展;近いうちに関係正常化か

Posted October. 24, 2000 18:32,   

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オルブライト米国務長官は24日、金正日(キム・ジョンイル)朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)総書記と2次会談を行い、ミサイルと核問題及び北朝鮮のテロ支援国指定解除など、朝−米懸案解決にかなりの進展を見せ、両国間の外交関係正常化が近いうちに実現されると予想される。趙明祿(チョ・ミョンロク)北朝鮮国防委員会第一副委員長はこの日、オルブライト長官のために開いた午餐で、「冷戦の遺産として数十年間梗塞状態であった両国間の関係が歴史的な雪解けを迎えている」とし、「両国の正常な外交関係の樹立が目前である」と語った。

午餐を終えたオルブライト長官は、午後2時45分から宿泊先の百花園迎賓館で、金正日総書記と2回目の会談を行った。金総書記とオルブライト長官が、2日間長時間の会談を続けて行ったことについて、米国代表団関係者と取材陣は、両国関係改善の最大の懸案となっている北朝鮮のミサイル開発と、米国の北朝鮮に対するテロ支援国指定解除問題、及び両国の修交問題が相当の進展を見せているためだと分析した。二人は特に、来月中旬にクリントン米国大統領の訪朝を実現させるための懸案を集中調整したことが明らかになった。クリントンの訪朝時期に対しては11月11日説などが出ているが、米ホワイトハウスは23日、クリントン大統領が26日帰国するオルブライト長官の報告を受けた後、訪朝するかどうかを決定するだろうと明らかにした。

オルブライト長官は会談を終えた後、記者会見で北朝鮮との交渉結果を明らかにした。これに先立ちオルブライト長官は午前、外務省と万寿台(マンスデ)議事堂で白南淳(ペク・ナムスン)外相と金泳南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と各々面談した。オルブライト長官は水曜日午前、専用機で西海航路を経由しソウルに直行、青瓦台(大統領府)に金大中(キム・デジュン)大統領を訪問した後、韓米日3国の外相会談に参加する予定である。