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ミサイルテスト発射回数、論争

Posted October. 27, 2000 11:04,   

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最終的に署名だけを残している韓米ミサイル射距離延長交渉で米国が射距離300キロのミサイルのテスト発射の回数について干渉し、韓国のミサイル主権を制限しているとの批判の声が上がっている。

26日、ソウルの外交消息筋によると、米国は16日ワシントンで開かれた同交渉で、「射距離300キロメートル、弾頭重量500キログラムのミサイルのテスト発射を、5回目までは韓国が単独で行い、6回目からは韓国と米国の協議を経て行うべき」と主張したとの事。これに対し政府は、「単独テスト発射は少なくとも15回は必要」だとして、結局は10回で調整したと言う。

専門家は、「ミサイルを10回ほどテスト発射すると、比較的完璧なミサイル技術を得る事ができる。しかし、ミサイル技術統制体制(MTCR)が認めている300キロの短距離ミサイルに対して、米国が非拡散政策を適用し、口出しをするのは不当である」と批判した。95年に始まった韓米ミサイル交渉が妥結されれば、射距離300キロのミサイルを開発、配置でき、500キロメートルまでは研究開発が可能となる。