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対北投資、有望な業種

Posted October. 27, 2000 11:54,   

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北朝鮮に対する短期投資には食品や衣類、長期投資には鉄鋼、化学などが有望であるとの分析が出ている。

韓国の産業銀行は26日に発刊した「北朝鮮の産業」という本を通じて、北朝鮮の主要な産業現況と段階別の投資有望業種を提示した。

産業銀行は「韓国に比べ鉄鋼や石油化学など基礎素材分野と家電製品、化学繊維などの国民生活に関連する分野は、大幅に劣っているが、非鉄金属や化学肥料などは韓国の生産能力に近づきつつある」と明らかにした。

短期投資には食品、織物、衣類、靴、家電製品などが良い。こうした分野は労動力が豊かであることから、投資損失が発生しても被害が少ない業種に対し1000万ドル以内の資金を投資、1年以内に回収するのが有利だ、と同銀行は指摘した。

長期的には、鉄鋼や化学など技術及び資本集約的重工業。1〜2年内に資金を回収できる中期投資には、自動車部品、電機電子部品、事務用電子部品など技術集約的分野が適合であるという。

一方、北朝鮮経済は90年代に入り、98年まで9年連続マイナス成長を記録してきたが、昨年には国際社会の支援などに負い、国内総生産(GDP)が6.2%にまで成長した。しかし貿易(輸出+輸入)規模は98年以降、14億ドルの水準に止まっている。これは90年度の貿易規模(47億2000万ドル)の半分にもみたない金額であることが調査の結果分かった。