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不法滞在者急増・・・相当数は風俗産業に従事

不法滞在者急増・・・相当数は風俗産業に従事

Posted October. 29, 2000 19:36,   

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「国際通貨基金(IMF)寒波」で減少していた不法滞在者が、昨年から再び急増し始めた。このうち相当数は享楽(風俗)産業などに従事しているものと推定され、対策が急がれている。

30、31日にソウルで開かれたアセアン地域安保フォーラム(ARF)超国家的犯罪専門家会議に外交通商省が提出する不法滞在関連の資料により、△97年14万8048人だった不法滞在者数は、△98年IMF体制編入当時9万9537人に急減し、△昨年13万5338人、△今年8月現在17万2501人と、大幅に増えていることが明らかになった。

政府関係者は、「IMF以前の増加は産業研修生の不法就労などが多かったが、IMF以後の急増はホステスなどの享楽(風俗)産業に従事する不法滞在者の増加と関連があるものと推定される」と述べている。

99年の不法滞在者の前年対比増加率は36.O%だったが、この内産業研修生出身の増加率は6.7%に過ぎず、今年8月末現在の前年対比全体増加率は27.5%だが、産業研修生出身は24.3%増加に留まった。

不法滞在者を国籍別にみると、バングラデシュ出身が8月末現在1万3774人で最も多いが、タイ出身が昨年の6853人から今年1万1309人とおよそ65.0%増加し、増加率1位を記録した。また、ロシア出身は98年の861人から、99年には781人に80人減少したが、今年8月末現在には1131人に急増している。

今回の超国家的犯罪専門家会議では、23のARF加盟国からの不法滞在(不法移民)現況報告書を総合し、ARFレベルでの対処方案を摸索する見通しだ。



夫亨權(ブ・ヒョンゴン)記者 bookum90@donga.com