来年から軍服務者は各種採用試験を受ける時、服務期間により応募制限年齢が引き上げられることになる。これにより3年間軍服務を終えた者は、応募制限年齢が満32歳の国家試験を満35歳まで受けられるようになる。
政府の規制改革委員会は30日、除隊軍人の加算点数が昨年の憲法裁判所の違憲判決によりその効力を失ったことから、その補完策としてこのような内容の「除隊軍隊の志願に関する法律改正案」を練り上げ、今度の定期国会に提出する予定であると明らかにした。
規制改革委の関係者は「除隊軍隊の社会進出を助け、軍服務による不利益を受けないようにするというのが今回の改正の目的であり、国家と地方自治団体、1日20人以上雇用する公・私企業など約2万余りの職場が適用対象になるであろう」と語った。
同関係者はまた、「公益勤務要員出身も同じような原則により恩恵が受けられるようになる」とし、「具体的な事項は施行令に定めることにした」と語った。
夫亨權(プ・ヒョングォン)記者 bookum90@donga.com