政府は月曜日、チベット亡命政府の指導者ダライ・ラマの年内訪韓は認めないが、来年再検討する予定であると明らかにした。李南洙(イ・ナムス)外交通信省スポークスマンは「年内にはいろいろな事情を考慮して、ダライ・ラマの訪韓を認めることはできないが、もし来年に訪韓の許可申請があった場合(招請者側と)訪問時期・条件などを話し合い、この問題を再検討するつもりだ」と語った。
李スポークスマンは「一部で、政府が訪韓時期などについての約束を守らず、文化主権を放棄し、関係国の外交的圧力を受けているという意見が出ているが、これは事実とは異なり、政府の立場を正しく理解していないところから生じたものだ」と語った。
また「政府は、現在までダライ・ラマ訪韓に対する仏教界の要望を受けて、この問題により生じうる中国との外交摩擦を最小化するため努力してきた」とも語った。