金大統領：貿易黒字−外国人投資、経済難克服の鍵に

金大中(キム・デジュン)大統領はソウル市三成（サムソン）洞のＣＯＥＸで関係省庁閣僚と輸出支援機関関係者、輸出企業経営者及び、外国人投資企業関係者等、200人余りが参加して開かれた第5回貿易投資進行対策会議を主宰し、困難に陥った経済を克服するための唯一の突破口である貿易黒字の維持と、外国人投資拡大のために努力してほしいと要請した。金大統領は「現在の難関を突破するために必要なことは4大改革を完遂し、市場の信頼を得て国際信任度を高めることである」と述べ、「今年の末と来年の初めに予定されている4大改革は必ずやり遂げる」と述べた。金大統領はまた、「政府は確固とした意志を持って、用心深くなすべき事をしていく」とし、「経済界と労働界の建議を充分に取り入れ、尊重して処理していく」とも語った。

金大統領は、企業経営者が一線で踏ん張れるように、政府はできる限りの援助をしていくと述べ、不必要な規制の解除を建議するなら正当なものはどんなものでも受け入れると語った。また、企業経営者も新しい時代に合った新しい企業風土と労使文化を土台として、世界一流の経済国家を作らなければならないと強調した。