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北、来年の食糧不足量350万〜380万tになる模様

北、来年の食糧不足量350万〜380万tになる模様

Posted November. 01, 2000 20:14,   

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韓国農村経済研究院の金ウン根(キム・ウングン)北朝鮮農業研究センター所長は1日、「北朝鮮の食糧不足量は少なくとも353万8000tから最大で386万tになるであろう」と見通した。

彼はまたこの日、大韓商工会議所で「北朝鮮農業開発のための協力方案を模索する」というテーマで開かれた国際学術大会で、「2000〜2001年度の北朝鮮の食糧総需要量が629万tになるのに対し、総生産量は243万〜275万tに止まったことからこのように展望した」と述べた。

金センター所長は、「しかし、国際社会の支援と北朝鮮の食糧生産量から見ると、不足量は世界食糧計画(WFP)の推奨量(1人1日の供給量700g)基準の時201万2千t、国連基準は最低栄養推奨量(1人1日458g)を基準にすると、わずか6千tしか不足しないものと見られる」とし、「北朝鮮が根本的に食糧難を解決するためには家族農業制度の定着、自営業の許可、農村企業の設立の許可など、非国有企業を活性化させなければならないだろう」と述べた。

この日学術会議でカーン国連食糧農業機構(FAO)アジア・太平洋担当官は、「現時点の北朝鮮の総体的な食糧事情は96、97年の時の食糧危機に比べるとかなり緩和された」とし、「農村開発のための改良事業、電力供給、営農機械化、畜産、農地開発などに対する投資と農民訓練、農業研究などの支援にも投資をしなければならないであろう」と語った。



金影植(キム・ヨンシク)記者 spear@donga.com