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滅亡の危機にある自生植物が海外展示後枯死

滅亡の危機にある自生植物が海外展示後枯死

Posted November. 01, 2000 20:29,   

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世界的に滅亡の危機にある種として知られている国内産自生植物が、海外展示のため搬出された後、現地で枯れてしまったり、贈り物として寄贈されたりしていたことが明らかになった。

国会環境労働委の金武星(キム・ムソン・ハンナラ党)議員は1日、3つの地方環境管理庁に対する国政監査質疑資料から「京畿(キョンギ)地方公社、金蘭園、江原道(カンウォンド)束草(ソクチョ)市は、滅亡の危機に瀕している種が含まれた国内産の蘭540鉢を海外展示のため搬出した後、贈り物として寄贈または枯れてしまったことなどを理由に再搬入しなかった」と明らかにした。

滅亡の危機に瀕した野生動植物種の国際取引に関する協約(CITES)に含まれた動植物は、自然環境保存法により国外搬出が厳しく規制されており、海外搬出時には再搬入などの条件付きで地方環境庁の承認を得なければならない。

しかし、原州(ウォンジュ)地方環境管理庁の場合、昨年4月フランスで開かれた束草(ソクチョ)市の

‘我が国の花展示会’に雪嶽(ソラク)山自生のヘオラビ蘭など、138種2万6055株を搬出できるよう承認したが、展示会後CITES協約に含まれた440株を枯死させ、約8000株が現地の人に寄贈されるほどまでに放置していたということである。また98年9月京畿(キョンギ)地方公社によって中国に搬出された蘭20鉢と、同年10月金蘭園によってオランダに搬出された蘭80鉢も展示会の後、贈り物として寄贈されたり、枯死してしまったと金議員は主張した。



宣大仁(ソン・テイン)記者 eodls@donga.com