Go to contents

韓国の信用等級 上向き調整の可能性

Posted November. 13, 2000 12:14,   

한국어

海外金融機関が韓国の国家信用等級を、近い将来に上向き調整する可能性が高い。

13日、金融界によると、ドイツ系金融機関であるドイチェバンクは最近‘開発途上国の市場’という報告書の中で、適正信用等級モデルを通して分析した結果、韓国の信用等級はBBB+が適当であると指摘した。

ドイチェバンクは韓国をBBB+と評価したことは、韓国の最近の輸出増加率や国内総生産成長率が多少鈍化されてはいるが、産業下部構造の適当な構築や発展途上国の平均水準を上回る国民一人当たりの国内総生産、高い輸出競争力、などの影響であると述べた。

ドイチェバンクはこれとともに、最近韓国 外国為替平衡債権の加算金利が原油価格の高騰による景気鈍化や世界需要の減少、企業倒産の増加など、短期的な不確実性上昇であっても、マクロ経済与件の安定などにより、比較的安定的な動きを見せていると指摘した。

アメリカ系金融機関のサロモンスミスバニーも最近‘アジアの信用等級展望’報告書の中で、韓国の国家信用等級が来年3月前には1段階上昇の調整をするとしている。

サロモンスミスバニーはその理由として、韓国政府の構造調整に対する意思および積極的な推進と外国為替保有額の拡充、外貨危機以前に比べて短期外国債縮小、銀行の資金調達能力強化などによる債務償還能力改善などを挙げている。

サロモンスミスバニーは、ムーディーズ社の場合は韓国の信用等級展望のみ‘肯定的’で、上向き調整を行なう可能性もあると言及した。