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金容甲議員、強硬発言により与野党対峙深まる

金容甲議員、強硬発言により与野党対峙深まる

Posted November. 14, 2000 17:02,   

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国会は火曜日に本会議を開き、統一、外交、安保分野の対政府質問を行ったが、ハンナラ党の金容甲(キム・ヨンガプ)議員が民主党を‘朝鮮労働党2中隊’呼ばわりをしたことに対して民主党が強く反発し、会議が長時間にわたり中断されるなど難航が続いた。また、金議員のこのような突然の発言によって、この日予定されていたハンビッ国政調査特別委員会・小委員会と公的資金問題を扱う与野党政策協議会の会議を行うことができなかった。この日、4番目の質疑者だった金議員は、対政府質問が終盤に近づいた頃、「この国の執権与党である民主党は党の政綱政策までも変えながら国家保安法を改正することに余念がない」とし、「これだから民主党が朝鮮労働党の2中隊とまで言われるのだ」と主張した。金議員はまた、「このような形で(国保法)改正を進めるのは結局、金正日(キム・ジョンイル)の統一前線戦略を韓国で具現化することにおいて執権与党が先頭になって動くという結果をもたらすことになるだろう」と付け加えた。

金議員のこのような発言により、本会議が停会になった後、民主党は緊急議員総会と院内対策会議を召集、金議員の発言を「反民主的、反統一的言行」と糾弾し、彼に対し出党、議員職除名、または辞退の措置を取ることをハンナラ党に要求した。朴炳錫(パク・ビョンソク)スポークスマンは「金議員の発言は国民を敵に回すことになり、国民と政府を犬猿関係とする反民主的、反統一的な言行」だとしながら、「ハンナラ党は金議員自らが発言を取り消し、謝罪すると共に、速記録の削除はもちろん、党レベルでの謝罪と金議員に出党、議員職除名、または辞退の措置を取るべきだ」と促した。ハンナラ党は国会で李会昌(イ・フェチャン)主宰で総裁団会議を開き、金議員の発言は適当でなかったということで意見を共にし、党レベルの謝罪と速記録の削除を肯定的に検討するとし、金議員に対する説得を進めている。また、民主党の鄭均桓(ジョン・キュファン)、ハンナラ党の鄭昌和(ジョン・チャンファ)総務は国会で接触を持ち、金議員の発言の収拾方案について話し合ったが、民主党の強硬な立場によって難航が予想されている。