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金大統領4ヶ国首脳と会談、南北関係協議

金大統領4ヶ国首脳と会談、南北関係協議

Posted November. 15, 2000 18:40,   

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第8回アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に参加中の金大中(キム・デジュン)大統領は15日、米クリントン大統領、日本の森喜朗首相、中国の江沢民国家主席、プーチン・ロシア大統領ら、朝鮮半島を取り巻く周辺4ヶ国首脳と連続首脳会談を開き、南北関係等についての意見を交換した。

韓米首脳は会談で、「朝鮮半島の恒久的な平和定着のため南北朝鮮が主導して平和協定を締結し、米国と中国が支持する2+2方式の平和体制を築かなければならないという点で意見を共にした」と朴鉂瑩(パク・ジュンヨン)大統領公報首席秘書官が明らかにした。クリントン大統領は特にこの席上、自身の訪北と関連し「ミサイル問題に対する北朝鮮側の態度等、諸般要因を考慮し決定する」と語った。これに先立ち金大統領は、プーチン・ロシア大統領との会談で△京元(キョンウオン)線を復元し、ロシアのシベリア横断鉄道(TSR)と連結させ、南‐北‐ロシア3ヶ国の経済協力を強化し△ロシアのイルクーツクガス田開発とナホトカ工団建設等でも相互協力することで合意した。プーチン大統領は特に、来年の春韓国を訪問すると約束した。

金大統領は日本の森首相との会談では、今後の対北関係改善を含め、韓、米、日3ヶ国が共助関係を一層強化することで意見を共にした。

引き続き開かれた韓‐中首脳会談で金大統領は、江沢民首席に南北関係進展に対する中国の支援に謝意を表し、首席の訪韓を要請した。これに対し江首席は今後も朝鮮半島の平和と安定のために必要な役割を果たしていくと語り、北朝鮮のAPEC加入のための金大統領の努力を支持した。一方、21ヶ国の会員国はこの日開幕し、16日に終わる今回のAPEC首脳会議で、知識情報化の強化、多角的貿易体制強化方案等を論議し、南北関係の進展を支持する内容が含まれた首脳宣言文を採択する予定だ。