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医大教授、「医争闘」闘争に反対の立場

Posted November. 15, 2000 19:37,   

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開業医院が中心となっている大韓医師協会の傘下機関「医権争取闘争委員会」が、医-薬-政合意案を拒否する動きを見せたことにより、全国の医大教授らは反対の立場を見せはじめている。

医争闘は15日(水)朝、中央委員会を開き、3次合意案に対する会員投票をした際に、合意案受け入れまたは拒否の立場ではなく、満足-不満足を確認することを決定した。これは3次合意案を肯定的に見ながらも、一部の内容が充分ではないと考える会員らを、否定的な投票結果へと誘導しようとする意図がうかがえる。

医争闘はこの日の会議で △受容-不受容 △満足-不満足など、2種類の投票文案を票決し、同数という結果が出たため、申相珍(シン・サンジン)委員長がキャスティングボートを行使して満足-不満足の文案を採択した。

これに対し全国医大教授協議会(全教協)はこの日発表した声明を通して、「3次合意には不十分な内容が一部あったものの、全体的には医療界の要求を受け入れている」と肯定的に評価し、「医争闘は合意自体を無視してはならない」と発表した。

全教協の金賢執(キム・ヒョンジプ)会長は、「医争闘が3次合意案を霧散し、選択分業(任意分業)の方向に進んでいる」とし、「大部分の医大教授は、医争闘のこのような動きを傍観しているだけであってはならない」と述べた。

全教協の金会長はまた、「医争闘は、非常共同代表10人による小委員会の話し合い内容をこの間報告されていたにもかかわらず、今になって『合意案は無茶苦茶だ』と言わんばかりに闘争を推し進めることは認めがたい」と強調した。

一方、レジデントはこの日から救急室や重患者室などに復帰し、総合病院の診療は正常化された。医科大学の学生は17日に留年闘争を中断し、授業に復帰するかどうかを問う総投票を実施することにした。