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朝−米、外交代表部設置で合意の可能性

Posted November. 15, 2000 19:09,   

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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と米国は、先月のオルブライト国務長官訪朝の際、代表部の開設についてかなりの進展があったとし、その代表部のレベルは94年の朝−米ジェノバ基本合意に明示された連絡事務所より高いものであることが、15日明らかになった。

ソウルの外交筋によるとこの日、「朝−米間に通商代表部以上のレベルである外交代表部を、平壌(ピョンヤン)とワシントンに設置する問題については、かなりの所まで話し合われた」とし、「両者はクリントン米大統領の訪朝が実現した場合、このことについて具体的に発表する計画であった」と語った。

政府当局者も「オルブライト長官が訪朝直後に青瓦台(大統領官邸)を訪問し、金大中(キム・デジュン)大統領と会談した際、外交代表部の開設に関して北朝鮮との協議内容を詳しく説明したものと思われる」と語った。

同当局者は金大統領が14日、ブルネイ同胞懇談会で「『朝−米関係における外交官相互交換問題については、かなり意見の一致をみている』と語ったのは、これを根拠にしたものと見られる」と付け加えた。しかし専門家は「北朝鮮は外交代表部の開設を、クリントン大統領の訪北に際しての一種のプレゼントとして準備した可能性が大きい」とし、「予想だにしなかったアメリカ大統領選挙の事態のために、クリントン大統領の訪朝が実現するかどうか不透明な状況になり、この問題も同じように足踏みする可能性がある」と語った。