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外国創投社、韓有望ベンチャー企業に関心示し

外国創投社、韓有望ベンチャー企業に関心示し

Posted November. 19, 2000 19:30,   

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韓国の有望なベンチャー企業に投資しようとするアジアと欧州の創業投資会社の動きが活発化しつつある。これは、現在、ベンチャー企業が激しい資金難に陥っているだけにより注目される。

韓国ベンチャーキャピタル協会は日曜日、最近香港で開かれた国際会議でオーストラリア、台湾、シンガポールなど東南アジア3国のベンチャーキャピタル協会が、投資に値する韓国企業と事業を紹介してくれるよう要請してきたという事実を明らかにした。この席に参加した韓国のベンチャー企業が「世界的な技術力を保有しているにもかかわらず、資金市場の沈滞によって資金調達が難しい」と説明すると、これらの国の関連団体と資本家達が積極的な投資意志を示したという。

各国のベンチャーキャピタル協会は特に、これを機にアジア地域のベンチャーキャピタルへの協力を具体化することにし、このために12月15日まで、アジア太平洋地域の連合ベンチャーキャピタル協会を結成した後、投資斡旋および共同利益のための事業を進めることにした。韓国と欧州のベンチャーキャピタル関連機関も、今回の相互協力方案をじっくり話し合う見通しだ。欧州ベンチャーキャピタル協会は、両国のベンチャー企業家に対し相手国を訪問する際、市場情報の調査を積極的に支援するという案を既に韓国側に通報してきた。

韓国のベンチャーキャピタル協会のある役員は、「欧州とアジアのベンチャーキャピタルが、情報通信(IT)を中心にした韓国のベンチャー企業の成長と資金市場に深い関心を示している」とし、「技術力とマーケティングの能力を兼ね備えた企業が、実際に投資誘致の意向があるのかどうかを聞いて欲しいと問い合わせた例もある」と話した。これにより韓国創業投資者は、外国資金の流入に備えた投資計画を立てている。KTBネットワークは外国資金と共同でベンチャー企業に投資することにより、危険を分散させ、利益を分担するという方案を積極的に検討している。ハンソル創業投資のリ・スンハク社長は、「アジア・欧州以外の外国資金も、韓国内ベンチャー企業のバブルがはじけたと判断し投資対象を模索し始めたため、下げ渋っていた資金市場が多少活力を取り戻す可能性がある」と述べた。