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金大統領:構造調整、原則通りに進める

Posted November. 21, 2000 18:53,   

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キム・デジュン(金大中)大統領は22日(火曜日)、「経済構造調整と関連し、再生可能な企業は思い切った支援を行い、退出が不可欠な企業は果敢に退出させなければならない」と強調した。キム大統領はこの日青瓦台(大統領府)で、財政経済省の陳稔(ジン・ニョム)長官をはじめとする経済部署の長官から合同業務報告を受けた席でこのように強調し、「経済政策は社会政策的な観点ではなく、経済政策らしく、揺らぎなく進めなければならない」と指示した。金大統領はまた、「最近、一部の企業で資金梗塞問題が発生しているが、回生可能な企業に選ばれた235の企業に対しては、債券銀行が責任を持って支援をしなければならない」としながら、「大宇(デウ)協力企業も法定管理(日本の会社更生法に相当)決定後に手形を交換することになっているが、その時になれば倒産する可能性も考えられるため、そのようなことにならないよう予め措置を講じるべきだ」と述べた。

金大統領はまた、「建設会社の数が多すぎるため、過当競争により共倒れになってしまう可能性もある」とし、「政府が解決策を出すか、建設会社が自律的に生き残るための措置を探すことが望ましい」とした。また、「一定規模以下の地方工事は地方の建設会社に担当させることが地方の建設会社を生き残らせる道だ」と指摘した。また、「金融改革は信用と透明性、信頼度が最も重要であり、韓国の銀行がクリーンバンクの代名詞になることができるよう現在進行中の改革作業を徹底して進めなければならない」と強調した。金大統領は失業者問題についても、「今回の構造調整の過程で一時的に失業者の増加が予想されるが、第1次構造調整当時、失業者が178万人に達したものの、後には70万人水準に減少した例が示すように、構造調整が終わり、企業が正常な状態を取り戻せば、失業者数は再び減ると見られる」と述べた。最後として、「経済は国民心理が最も重要だ」としながら、「心理萎縮による株価下落や、消費萎縮などの問題が生じているが、国民の不安心理が拡散しないようにすることが大切だ」と促した。