韓電 4日に全面スト突入

韓国電力労組が「4日午前8時をもって全面ストに突入する」と、3日再度明らかにした。

労働界は韓電労組のストに続き、5日には大規模な都心集会を計画中であり、7日にはアシアナ航空操縦士労組、8日にはソウル地下鉄5〜8号線を運営する都市鉄道労組がストを予告しており、今週が冬闘の最大のヤマ場になるものと見られる。

韓電労組は「国会が自社売却を1年留保すると明らかにしたことは何の実益もなく、スト撤回の名分にならない」とし、全組合員がソウル本社に集結し、ストに参加する。しかし、原子炉操縦要員300名と対国民サービス故障修理班は24時間ストを留保すると明らかにした。

一方労使と政府は3日午後、中央労働委員会の特別調整会議を持ち、事態解決を模索したが、政府側の意志は変わらず、スト留保の可能性は低いと見られる。