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DMZ内 非常時連絡体制設置で合意

Posted December. 05, 2000 19:00,   

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南北朝鮮は5日、京義(キョンウィ)線鉄道・道路の連結工事が進められている非武装地帯(DMZ)内で、偶発的に軍事的な衝突や救急患者が発生した場合など、非常事態が起きた際、作戦部隊と工事現場間に緊急の連絡体制を設置するということで事実上合意した。両者はこの日午前、板門店南側「平和の家」で第2回南北軍事実務会談を開き、このような内容のDMZ合同規則合意書の草案を交換した。南北はまた、DMZ管理区域の範囲設定と関連し、京義線鉄道・道路の連結地点とDMZを貫通する鉄道・道路の幅を基準にして管理区域を設定することで意見を同じくした。

これと関連し両者は、京義線鉄道を中心にしてどちら側に道路を開設するのかという問題を巡り、異なった立場を見せたが、管理区域の左右の幅を200〜300mにすることで暫定合意したものと伝えられている。南北は特に、DMZ内の鉄道・道路工事の着工時期に関し、「雪解けの時期である来年3月頃に同時着工するということで同意を得た」と南側首席代表金ギョン悳(キム・ギョンドク、中将)国防省軍備統制次長が明らかにした。両者は21日午前10時、板門店北側地域の統一閣で第3回軍事実務会談を開くことで合意し、追って協議することにした。