ノルウェーのノーベル委員会に招待された金大中(キム・デジュン)大統領と李姫鎬(イ・ヒホ)夫人は、8日から11日まで、2000年ノーベル平和賞授賞式に参加するためノルウェーを訪問する。これに続き、12日から13日まではスウェーデンを公式訪問する予定だと朴鉂瑩(パク・ジュンヨン)大統領公報首席秘書官が6日、発表した。
金大統領は授賞式関連の行事への参加以外にも、ハラルド5世ノルウェー国王とイエンス・ストルテンバルク総理、グレンダル国会議長などと会う予定だ。
金大統領は10日夜(韓国時間)、ノーベル平和賞授賞式の講演で、朝鮮半島の平和と安定、アジアと世界の民主主義と人権、平和に関するビジョンを発表する見通しだ。授賞式は世界各国に生中継される。
金大統領はまた、12日にはスウェーデンを公式訪問し、カル・クスタフ16世国王に会い、スウェーデン議会で演説した後、ヨラン総理と首脳会談を行う。
今回のノーベル賞授賞式にはカン・ムンギュ世界教会協議会長、金ミンハ平和統一首席部議長、イタリア駐在のトーマス米大使など、各界人事44人と金大統領の三男である弘傑(ホンゴル)氏をはじめとする家族10人がノーベル委員会の公式招待を受け、金大統領と共に参加する。
尹承模(ユン・スンモ)記者 ysmo@donga.com