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債権銀行団、セハン不正融資隠蔽

Posted December. 07, 2000 19:24,   

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ダミーの海外法人と輸出入取引をしたように見せかけ、銀行から1億ドル(約1200億ウォン)を調達したセハンの違法行為を、銀行がその事実を知りながらも隠蔽してきたことが明らかになった。このため、これら金融機関のモラルハザードに対する批判とともに、裏工作疑惑まで提起されている。6日、金融監督院関係者は「ハナ、ハンビッ、朝興(チョフン)、韓美(ハンミ)、新韓(シンハン)などの5行が、昨年11月から今年1月までの3ヶ月間に各々2300〜2600万ドルづつ、総額1億ドル規模の先貸輸入信用状をセハン側に開設した」と明らかにした。同関係者は「銀行らは、セハンが企業改善作業を申請し、会計法人の実査が終わった今年7月末ごろ、虚偽の事実を知った」とし、「銀行は、体面を守り、セハンが企業改善作業に取り掛かれるようにするためにこれを隠した」と語った。新韓、ハンビッ銀行担当者も企業改善作業のための実査過程で、海外現地法人に問題があったという事実を知ったと認めており、ハナ銀行の担当者は「セハン側が支給期限が近づいた今年8月末ごろ、信用状を虚偽に作成したという事実を知らせてきた」と明かした。