政府はハンビッ銀行中心の銀行持ち株会社に優良銀行を編入する方策を積極的に検討している。この持ち株会社に編入される優良銀行には、ウェファン(外換)銀行が有力とされる。
金融監督委員会の高位関係者は、6日「来年の2月頃設立される金融持ち株会社に、ウェファン(外換)銀行などの優良銀行も取り入れる事を検討している」と話した。
ウェファン(外換)銀行の大株主であるドイツのコメルツバンクは、最近金融監督院を訪問し、ウェファン銀行の持ち株会社への編入について話し合ったと言う。
金融監督院のチョン・ゴンヨン(鄭健溶)副委員長は、この日、「チョフン(朝興)、ウェファン銀行を始めとする優良銀行を、合併や持ち株会社の形の統合などを通じて、大型の先導銀行に成長するよう誘導する方針」だと述べ、ウェファン(外換)銀行の持ち株会社への編入方針を示唆した。