年功序列式の階級・昇進制度を廃止し、実力と専門性によって昇進・補職するという内容の外務公務員法の改定案が8日(金曜日)、国会の本会議で通過された。改定案は数十年間定着していた公務員社会の1つの掟を破る革新的な内容が盛り込まれており、他の部署にも連鎖的な波紋を呼び起こすと思われる。これによると、外務省本部の課長級および海外公館の参事官級以上の職位は希望者に限り、競争を通し、最適任者を先発する補職応募制が実施される。
国会はこの他にも韓国電力の発電事業を分割し、段階的に売却、民営化する電力産業構造改編促進法など、25項目の方案と同意案7件と決議案4件など、36項目の案を通過させた。今回の16代の初の定期国会はこの日をもって議事日程を事実上終え、土曜日に閉会し、与野党は今回の定期国会において処理できなかった来年度予算案と農業漁業負債軽減法など、民生法案の処理のため、月曜日に臨時国会を開く予定だ。またハンビッ銀行の国政調査特別委員会は来週、臨時国会の本会議で国政調査計画書を通過させた後、聴聞会1週間を含めた4週間の日程で国勢調査を実施する見通しだ。