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いじめた生徒の保護者にも賠償責任ある

Posted December. 08, 2000 18:13,   

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同級生の集団的ないじめで被害を受けたとき、教育当局ばかりでなく被害者をいじめた生徒とその保護者も損害賠償の責任を負わなければならないという判決が出た。

今まで学校で発生した事件、事故に対して教育当局が被害を受けた生徒に損害賠償をしたことは何度かあるが、加害者の生徒と保護者にも責任があるという判決は初めてだ。

ソウル地方民事合意22部は8日、ソウル市とソウル教育庁が、95年高校の同じクラスの生徒チャン某君(現在22才)を集団でいじめた加害者の生徒と保護者ら15人を相手に起こした1億3千万ウォン余りの賠償金請求訴訟で、加害者とその保護者らに8千万ウォン余りの支払いを命じる判決を下した。

裁判所は、「生徒を管理する責任を充分に行なわなかった学校以外にも、加害者の生徒である子息の監督義務を怠った父母の責任も認められる」とし、「加害者の生徒側の責任分担は4対6に定める」とした。

95年ソウルY高校に入学したチャン君は、心臓病のために体育時間中は学校側の特別配慮を受けたが、わざと病気の振りをしているという理由で、同じクラスの生徒に集団暴行を受け、慢性ストレス性障害等で学業を中断した後、97年米国に移民した。