来週に“ハンビッ銀行が主導する金融持ち株会社”と共に“もう一つの金融持ち株会社”の構成が公式的に発表される。また、国民、住宅銀行などが対象になる別の‘優良銀行+優良銀行’の合併も公式的に発表される。
金融監督委員会の李瑾栄(イ・クンヨン)委員長は7日、「来週の初めから、ハンビッ銀行を中心とする金融持ち株会社に含まれる個別の地方銀行らの合併発表と共に、金融持ち株会社の構成の発表が続く見通しだ」と語った上で、「その他にも優良銀行と優良銀行との合併の発表がある予定だ」と発表した。
優良銀行間の合併は、現在進められているハンミ銀行とハナ銀行の結合を除いた、別の優良銀行間の合併を意味しており、‘国民+住宅銀行’になる見通しだ。
李委員長は「ハンミ銀行とハナ銀行の合併は、既に6ヶ月前に両頭取の間で完全に合意した事案だ。外国人の筆頭株主の承認問題が残ってはいるが、方向は決まっていたものだ」と釘を刺した。
彼はまた、「国家競争力を維持するためには、世界100位に入る大手銀行が少なくとも2行は必要だ。銀行自身のためにもそういう銀行作りに努力し、また、そういう銀行は必ず誕生する」と付け加えた。
“合併の発表時点が余りにも早かったのではないか”との質問に対して、彼は「今月中旬までには、全ての輪郭が現れるだろう」と再確認し、合併が完了段階であることを強く示唆した。
彼は特に「(その時点まで)銀行らが(合併の)発表をしない場合、その銀行に対しては『これからは面倒を見ない』との考えで押し切る予定だ。また、年末までには2次金融リストラの大きな枠を必ず作る」と強調した。
李勳(イ・フン)記者 dreamland@donga.com