「年末までに銀行合併作業拍車」

政府は、年末までに銀行合併作業に拍車をかけることにした。また、全国の生活困窮地域の住宅改良作業を通して、地域の建設景気を活性化させることにした。これとともに来年から３年間、国営の賃貸住宅５万戸を追加建設する方案も積極的に推進することにした。

財政経済省の高位関係者は、「財経相との懇談会では、年末の資金市場安定についての論議が中心になった」とし、「金融市場の安定のために銀行の合併など、金融リストラについての具体的な青写真が、銀行から自律的に間もなく発表されるであろう」と明らかにした。

また、相互信用金庫問題がこれ以上拡散しないために、今月中旬までに金融監督院が14の信用金庫の検査を終え、問題になる企業は速やかに整理し、優良金庫の再建ができるように支援するという方針を決めた。